北極星の見つけ方解説とM1かに星雲
さて、昨日の写真、北極星(ポラリス)がどれだかわかったかな? ブログ村の天体ブログから来た人にとってはあたりまえのことだけど、いっこうやくりちゃんとの個人的なつながりでこのブログを見ている人たちには難しかったかな?
では解説。写真をすこし明るくした。あ~あ~、なんかそんなん習った気がする! って話。
右側のひしゃくが北斗七星。ひしゃくの先端を5倍伸ばす(赤線)。そこにあるのが(赤矢印)北極星。ちなみに、北斗七星はおおぐま座の一部、北極星はこぐま座の星のひとつ。
北斗七星の柄の部分、白丸の星は2重星。拡大してみた。ひとつに見えるが実はふたつの星。目がいい人は肉眼でもわかる。ぜひためしてほしい。大きいほうが2等星ミザール、小さいほうが4等星アルコル。
さて、昨日撮った写真。今日紹介するのは、M1、かに星雲。実は以前にもズームレンズ250mmで撮影している。メシエの記念すべきいちばん最初の星雲である。
2011/1/26 1:18 埼玉県所沢市くすのき台 自宅前駐車場
VIXEN ED80Sf ×0.85レデューサ 焦点距離 600→510mm
Canon Eos20D(改) F6.4 ISO1600 総露出時間9分00秒(30秒×18枚をDeepSkyStackerで合成)
photoshop5で加工・調整
かに星雲は、かに座にはない。おうし座にある。ふつうかに座だと思うよなぁ。メシエさんは『牝牛の南の角の上にある、星雲状のもので星を含まない。白っぽくローソクの炎のように長く伸びている』といっている。そして、メシエ天体の中で、唯一の超新星残骸。つまり、寿命がきた星が爆発したあと。今も広がり続けている。すげ~~~。
拡大してみよう。爆発の残骸、そう思ってみると、なんか見方がかわる。ちょっと画像処理が強引だったので、荒れてしまった。まだまだ修行が足りませんな。
今日も天気がいい。撮影したい。しかし! 眠い。玄界灘。いったん寝て、明け方になんとか月だけは撮ろう。継続は力なり、ですよね、さとうさん。
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