ステラナビゲーター？ ガラッド彗星とカシオペア散開星団M103

　ブログを書いていた。もうすぐ書き終わる……　雷。停電。やりなおし。ということで、同じ内容をもう一回書く羽目に。はいはい。

　さて、先日みなさんにご迷惑をかけて、まちがいなく写ってている事がわかったガラッド彗星。なかでも衝撃的だったのが、さとうさんの、『（ステラナビゲータの）自動位置あわせでも上手くいきましたよ。1分くらいで確認できました(^^)』というコメント。ステラナビゲーターすげ～。おまけにさとうさんのブログでは、ガラッド彗星とM15が接近するときの写真のシュミレーションまで載っている。ステラナビゲーターすげ～。ということで、いつ火球がながれてもいいように、ずっとぶつぶつつぶやきながら歩いていた。『ステラナビゲーター、ステラナビゲーター、ステラナビゲーター』……　いっこうに火球は流れない。それ以前に、曇っている。もっとまずいことに、まだ昼間だ。はぁ。

　夕方、天体望遠鏡ショップ、誠報社に赤道儀関係の注文品が届いていたのでとりにいった。

　あれ？　なんじゃこりゃ～～～～！　わ～～～～～、買ってもうた～～～～。と、衝動買い。さっそく使ってみた。まずは、先日のガラッド彗星？の写真。

　ステラナビゲーターにこの写真をドラッグ、カメラの機種と焦点距離を指定してでてきた四角い枠（写真に写る範囲をしめしたもの）と大きさをあわせ、ガラッド彗星付近に写真を移動。そして自動位置あわせをクリック。しばらくして、「成功しました」のメッセージ。

　間違いない。ガラッド彗星だ。ステラナビゲーターすげ～。

　そしてもうひとつ。カシオペア座球状星団M103。先日リング星雲やガラッド彗星を撮ったあと雲って撤収したが、家に帰ってしばらくすると晴れてきたので、あわてて自宅前駐車場にセッティングして撮った写真。さとうさんのブログに、M103は地味で、すぐ近くにあるNGC663の方が明るくて星団らしい、と書いてあった。ところが、私の撮った写真には、星団はひとつしか写っていない。もしやこれはM103ではなく、NGC663?

　たいへんだー。おまかせください　星のトラ～ブル（歌：森末慎二）

　これがその写真。

011/7/26　3：55　埼玉県所沢市くすのき台　自宅前駐車場

VIXEN　ED80Sf 　×0.85レデューサ　　焦点距離　600→510mm

SXW赤道儀　ノータッチガイド

Canon Eos20D（改）　LPS-P2フィルタ使用　F6.4　ISO1600

総露出時間3分20秒（20秒×10枚をDeepSkyStackerで合成）

Photoshop5で調整　

　さて、中央少し上、星の塊はM103なのか？　ステラナビで調べた。

　ばっちり！M103だ。NGC663はフレームの外だ。で、自信をもって中心部を拡大。

　発見者はメシャン。メシエカタログ、当初の最後の星団だった。

　誠報社で買ったものは日をあらためて紹介。

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