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April 06, 2012

おおぐま座とこぐま座・土星

 先日の所沢カルチャーパークの星空写真に星座絵を入れてみた。

Img_2977_5

 なんといっても、おおぐま座とこぐま座が北天の主役である。まるこう氏のブログで、「このこぐま、しっぽが長すぎる」という話になった。ではこぐま座、おおぐま座に関する神話を紹介しよう。

「やっばいわ~~。遊びのつもりやったのに。妖精カリストちゃん、妊娠してもうた。生む、言うてるし。こんなん、うちの鬼嫁・ヘーラーにばれたらえらいこっちゃ」
 苦悩するゼウス。しかし、カリストちゃんは、
「大丈夫。ぜったいあんたに迷惑かけへんから」
 そう言って、ひとりで男の子を出産。アルカスと名づけた。
「せやな。ばれへんかったら無問題(モーマンタイ)や」

 しかし、世の中。悪事がばれないためしがない。カリストとゼウスの連絡役だった男が、良心の呵責に耐えかね、ついにヘーラーに告げ口してしまった。
 「あんたの旦那さん、悪いことしてまっせ。カリストちゃん、かわいい顔してえらい女や」
 さすがに子供・アルカスのことまでは言えなかった。これをきいた鬼嫁ヘーラー、半狂乱。「ウキ~~~~~~~!」
 連絡役の男に案内させてカリストちゃんの家に乗り込んだ。修羅場。
「この泥棒猫。あんたなんか猫みたいにかわいい姿にするのも腹立つわ。全身毛むくじゃらの熊になっておしまい!!」
 かわいそうに、カリストちゃんは大きな熊になってしまった。
「あんたもそうやって首突っ込んで告げ口して、最低の男やわ! あんたはキリンで充分や」
 あわれ連絡役の男、キリンの姿になってしまった。そして2頭は自分の姿を嘆き、森の中へ消えていった。
 ヘーラーの怒りは収まらない。偶然その場にいた男をキッと睨み、
「男なんて、男なんて……」そうつぶやくと、その男をやまねこに変えてしまった。もうめちゃくちゃである。やまねこは、2頭の後を追うように、森の中へかけていった。

 15年後。
 
 すっかり大きくなった少年アルカス。狩の名人に育った彼は森で大きな熊に出会った。狙いを定めるアルカス。熊は本能的に悟った。「あれは我が息子アルカス!」 そう、この熊こそヘーラーに姿をかえさせられたカリストちゃんだった。「ああ、わが子よ!」 かけよるカリストちゃん。弓を放つアルカス。

「ビュっ」

 倒れる2つの影。……この15年、熊になったカリストちゃんと苦楽を供にしてきたきりんとやまねこだった。「あねさん…… 楽しい日々をありがとう」「おれ、首がながくてこんな姿やけど、15年間充実していたよ」 弓は2頭を貫通した。そして2頭は息絶えた。

 「アルカスちゃん!」もう息子の姿しか見えなくなっているカリストちゃんは、そんな2頭の屍を踏み越えて、アルカスの方にかけよった。アルカスは弓をひいた。

 「あぶない!」 間一髪、間に合った。ゼウスは、今まさに弓を射ようとしていたアルカスを一瞬にしてこぐまの姿に変えた。そして、そのしっぽを持ち、ぐるぐるまわして天に投げ放った。そしてつむじ風をおこし、おおぐまカリストちゃん、きりん、やまねこを天に上げた。

 天上で、カリストちゃんはアルカスに話しかけた。
「やっといっしょに過ごせるなぁ。私はいつもあんたを見守ってるからね」
「また一緒にすごせますやん。こんどはアルカスもいっしょですね、あねさん」
 キリンとやまねこもにっこり笑った。

と、いうことで、こぐまの尻尾が長いのは、天上に放り投げられたとき、ゼウスにしっぽを持ってぐるぐる回されたから、でした。

……ちょっと長かったかな。

 そういえば、その日に撮った撮影風景の写真、よく見るといて座とか写ってた。南斗六星、わかるかな?

Img_3202

 さらに、この日撮った土星の写真。

Mvi_1383_00001残念!
 カッシーニの間隙見えず!

 これもリベンジですな。

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Comments

おはようございます。

こぐま座のしっぽが長い訳、勉強になりました。
そして、こんなところにきりん座とかやまねこ座があるのも知りました。

南斗六星、分かりますよ。
カッシーニの間隙だって、心眼で見えますよ。

毎度のことながら、面白いなぁ。。
やまねこになった人もとんだとばっちりでした。
しかしなぁ、天に放り投げる時に、もっと掴みやすいところを持つんではないか?
元々しっぽは短かったんでしょ?

>やまねももんがさん
 きりん座とやまねこ座、神話のないかわいそうな星座なので、組み入れてあげました(笑。 カリストを熊にしたのは、浮気を怒ったヘーラー説と、ニンフなのに純潔を汚したことを怒ったアルテミス説がありますが、前者を採用しました。熊になったカリストのイメージは極妻の岩下志麻でお願いします。(笑
 北斗は一発で漢字変換するのに、南斗はしてくれません。めんどいっす。
 カッシーニの間隙、書いちゃおうかと思いました(笑。

。 
>まるこう氏
 いやいや、今回の話は長すぎた。くりちゃん、読み飛ばすこと間違いなし。
 そもそも、熊のしっぽは長かったんですよ。
http://www.frpac.or.jp/kodomo/html/ehon/shippo/shippo.html
 すてきなお話ですな。

毎回面白杉です。よく出来てます。
いったいどこまでが本当の神話で、どこからが作ったのかわかりません。
(いや、神話だから全部作り話なんでしょうが)

くまのしっぽ長かったのですね。 そのうさぎ、凶暴につき
くまと言えばコレです。
http://netateki.blog46.fc2.com/blog-entry-3024.html

こんばんは、いっこうさんのギリシャ神話は、おもしろすぎで笑いながら読ませてもらっています。
しかしギリシャ神話は、色恋沙汰が多いですね。
これからも楽しみにしていますので、よろしくお願いします。

>かたくちいわしさん
 神話のない星座は、神話のある星座に比べて地位が低いというか、忘れ去られがちなので(ね、やまねももんがさん)、積極的に作ってあげています。今回はおまけ的な扱いになってしまい、ちょっとかわいそうだった気もしますね(笑。そのうち、外伝的に話を作ります。『きりん座になった男・なぜ彼はそこにいたのか』とか(笑。
 リンク先、爆笑しました。



>宙さん 
 ギリシャ神話の根底にあるのが、絶倫ゼウスなんですよね。とても子供には話せない内容が多いですよね。今回の熊になるくだりも、子供向けの話では、「恋をしてはいけないという妖精の掟をやぶって熊にされた」という風に説明されています(笑。
 星座の形がはっきりわかる写真がとれたら、またやりたいですね。次回作予定は『さそり座の憂鬱』です。 
 

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