レジスタックス6による月の画像処理
layout3さんや夕焼け熊五郎さん、悠々遊さんに先日の月を褒めていただいたので、その画像処理を大公開! 以前、レジスタックス5を使った惑星の処理について解説した。今回は、レジスタックス6を使った、月のお手軽処理法を解説。
本当は、動画で撮影してJPEGに分解して、という惑星の処理でやったやり方でやるといいのだが、今回はお手軽編ということで、撮影した7枚の画像を使用。これだけでも、レジスタックスの威力は十分に実感できる。
まずは撮影画像。キットレンズの250mmで撮影。
もちろんこの画像をそのまま使って処理してもいいが、重くってパソコンが悲鳴をあげそうなので、トリミング。
他の6枚も同様にトリミング。Photoshop等レイヤーの使えるソフトで、すべての画像を重ね、透明度を50パーセントくらいにして月の位置をあわせ、透明度を戻した後、範囲を指定してそれぞれのレイヤーを コピー→新規作成→ペースト していけば、月がほぼ同じ位置で同じ大きさの画像ができる。これで準備完了。こうしておけば、パワーのないパソコンでも大丈夫。
さっそくレジスタックスを立ち上げる。
①Selectで使う画像を選ぶ。今回は7枚を選択。
②SetAlignpointsをクリック。Alignpointが赤で表示される。
③Alignをクリック。
④最下部の画像の枚数を確認、今回は7枚とも使える画像なので、スライダーを右端まで動かし7/7にする。Limitをクリック。 スタック画面に切り替わる。
あっ、④がダブってた(笑。
④スタックをクリック。これでスタック処理は完了。
⑤処理が終わったら、Waveletのタブをクリック。
さぁ、ここからが魔法のはじまり。
一番上はDyadicだと効果が強すぎるので、Linear。
次はGaussianでOK。
1、5、6のレイヤーのチェックをはずす。画像を見ながらレイヤー2を右側に。やりすぎ注意。レイヤー3はレイヤー2の半分、レイヤー4はレイヤー3の半分が目安。これで完了。
⑥DoALLをクリック。
⑦Save imageをクリック、名前をつけて保存。以上で完了。
動画から多枚数の画像を作った場合は、画質の悪い画像をはずして枚数を絞ったりするが、数枚の場合はこれでOK(のはず)。
まぁ、いろいろやってみてください。
手軽さ優先の処理を紹介した。間違ってるところ等あったらどんどんご指摘を。
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